素材から仏像の背景を想像することもできるのです。 脱活乾漆像のつくり方 下のイラストは漆による脱活乾漆像(だっかつかんしつぞう)のつくり方。 奈良時代に多く用いられた、大変手間がかかる技法です。 1まずは芯棒に粘土を盛り付けていき、おおまかな原形をつくる。 2原形に漆で麻布を何重にも張り付ける。 かなりの量の漆が使用される。 3切り開いて粘土を取り出す